1947年(昭和22年)は、第二次世界大戦後の第一次ベビーブームが始まった年だ。この年からの3年間に生まれた約800万人は「団塊の世代」と呼ばれ、日本の人口構造やカルチャーに常に巨大な影響を与え続けてきた。
彼らが20代だった頃は高度経済成長期のまっただ中。モーレツ社員として働き、日本の経済的繁栄の礎を築いた。そして2026年、昭和22年生まれの全員が75歳以上の「後期高齢者」の枠組みに入って数年が経過している。かつて社会を牽引したアクティブなパワーはそのままに、自らの医療や介護といったテーマと向き合う新しいライフステージへと完全に移行したと言える。