京都円山公園の長楽館へ!伊藤博文が称えた迎賓館の歴史と特別室

京都円山公園の長楽館へ!伊藤博文が称えた迎賓館の歴史と特別室

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明治期に「日本の煙草王」として名を馳せた実業家、村井吉兵衛。彼が私財を投じ、国内外の要人を歓待するために築いた別邸がこの館の始まりである。国内外から集められた最高級の建材と調度品。当時の一流の粋を結集させた空間は、まさに明治の日本の底力を象徴する舞台だった。

館の名を授けたのは、初代内閣総理大臣の伊藤博文である。滞在中に窓外に広がる東山の景色と優雅な調度を愛でた伊藤は、「ここに泊まれば、心長く楽しむ」という意を込めて筆を執り、「長楽館」と名付けた。今も館内に飾られている直筆の扁額は、近代日本の幕開けを牽引した偉人たちがここで夜な夜な語り合っていた熱気を雄弁に伝えている。

中島 亮太
著者

中島 亮太

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