守谷慧氏と絢子さまの出会いは、まさに運命的な巡り合わせでした。その縁結び役となったのが、絢子さまの実母である高円宮妃久子さまです。
久子さまは、季美枝氏が生前KnKの活動に心血を注いでいた頃からの旧知の仲であり、団体の写真展やチャリティ行事を通じて親交を深められていました。季美枝氏の急逝を深く惜しまれた久子さまは、遺されたご家族を温かく気遣い続けてこられました。そして2017年11月、久子さまは「福祉を学ぶ絢子に、国際的な福祉支援の現場で活躍する若者の実情を知ってほしい」「母親を亡くした悲しみを乗り越えて前を向く守谷慧さんと話をしてみてはどうか」と考えられ、都内で開催されたKnKの写真展の場で守谷氏を絢子さまに紹介されたのです。
当時の婚約内定記者会見において、絢子さまは初めて出会った瞬間の印象を次のように語られています。
「初対面とは思えないほど会話が弾み、とても楽しい時間を過ごすことができました。どのようなことにも誠実に向き合い、決断力があるところに強く惹かれました」
一方の守谷氏も、「どなたに対しても優しく、温かい気配りをされるお姿に心を打たれました」と述懐。初対面からわずか数ヶ月後の2018年1月には、都内のレストランで守谷氏からプロポーズを行い、同年10月の慶事へと至りました。亡き母・季美枝氏が遺した福祉への情熱と久子さまの慈愛が、二人を強く結びつける決定的な架け橋となったのです。