大規模な計画運休の発表を受け、東京駅や羽田空港の窓口では切符の変更や払い戻しを求める利用者の長蛇の列が発生しました。駅コンコースでは運行管理を担う駅員が拡声器を手に「本日の午後以降はすべての運転がストップする恐れがあります」と呼びかけ、観光客や出張帰りのビジネス客の表情には濃い疲労と不安の色が滲んでいます。
SNS上では、現場のリアルな状況を訴える投稿が相次いでいます。X(旧Twitter)では「計画運休の発表が早かったおかげでホテルを前倒しでキャンセルできた」「みどりの窓口が2時間待ちで身動きが取れない」「会社からテレワークの指示が出ず、帰宅難民になりかけている」といった声が錯綜しました。特に、小さな子ども連れの旅行者からは「ベビーカーを押しながら駅で立ち往生し、ミルク用の給湯設備も長蛇の列だった」という過酷な手記も寄せられています。
現場取材に当たった鉄道関係者は「2019年の台風15号や19号の教訓から、前日・前々日の早期告知が定着したものの、訪日外国人観光客への多言語アナウンスの遅延や、私鉄とJRの接続遮断に伴うローカル駅での滞留問題など、都市型災害における新たな課題が浮き彫りになっている」と証言しています。