長年、日本テレビ放送網が手掛けてきた数多の企画の中でも、『マツコ会議』が果たした文化的役割は極めて大きい。それは、既存の芸能界のヒエラルキーに属さない、インターネットの深淵で輝く異才たちをすくい上げる定点観測所としての機能だった。
小林潤奈という才能のピックアップは、その最たる成功例だ。テレビとネットが互いを牽制し合う時代はとうに終わり、両者が共鳴したときにどれほど強靭なカルチャーが生み出されるか。彼女が画面に刻みつけたあの飾らない笑顔と鋭い本音は、メディアの境界線が完全に溶け去った今の時代における、クリエイターのひとつの理想形を示している。 (出典: 小林 潤 奈 マツコ 会議(Yahoo!ニュース))
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