足首の靭帯を保護し、痛みを再発させないための実用的な巻き方をステップ順に解説します。基本は外側側副靭帯の損傷対策として、足首が内側に倒れ込む動きをブロックすることです。
一人で巻く際の最大のコツは、「足首の角度を常に90度(直角)にキープする」点にあります。足先が下がった状態でテープを貼ってしまうと、歩行時に十分な固定力が得られず、かえって関節に負担がかかります。
ステップ1:アンカーテープで土台を作る
すねの下部(くるぶしから指3〜4本分上)に、テープを1周半ほど軽く巻きつけます。これが全体の支点となるアンカーテープです。強く締め付けすぎるとふくらはぎを圧迫してうっ血の原因になるため、皮膚に密着させる程度の力加減で貼るのがポイントです。
ステップ2:スターアップで内返しを強力ブロック
内側のアンカーからスタートし、内くるぶしを通って足の裏を通過させ、外くるぶしの上を通って外側のアンカーへ向けてグッと引き上げます。このスターアップを少しずつ位置をずらしながら2〜3本重ねて貼ることで、足裏が内側を向く動き(内返し)を物理的に食い止めます。「内側から外側へ引き上げる」方向を間違えないよう徹底してください。
ステップ3:フィギュアエイトとヒールロックで安定感を強化
日常生活での歩行や軽い運動を行う際は、関節のブレを抑える技術を組み合わせます。足首の関節周りを8の字を描くように一周させるフィギュアエイトの巻き方により、足首の曲げ伸ばしを適度に制限します。さらに、かかとの骨をガッシリと包み込んで横揺れを防ぐヒールロックのやり方を取り入れることで、着地時の不安定感が劇的に改善されます。