ネット上のまとめサイトでは膨大な名前が並ぶ「創価学会 芸能人 一覧」ですが、実際に本人が公の場で信仰を公表しているケースと、単なる共演歴や親族の信仰から憶測で語られているケースの間には明確な境界線が存在します。公式に信仰を認め、学会のイベントや機関紙に登場してきた象徴的な存在といえば、劇団WAHAHA本舗の看板タレントである久本雅美氏と柴田理恵氏が挙げられます。
久本雅美氏は、自著やインタビュー、学会の幹部向けビデオなどで入会の経緯を赤裸々に告白しています。20代前半の極貧時代、先の見えない不安と対人関係の悩みを抱えていた際に先輩信者から折伏(しゃくぶく:入会勧誘)を受け、1984年に入会。本人の証言によれば、「何をやっても空回りしていた人生が、祈ることで舞台への覚悟と自信に変わった」と述懐しています。その後、バラエティ番組の第一線で確固たる地位を築き、芸術部の副部長などの要職を務めながら、公明党の選挙応援演説でも壇上に立つなど、もっともオープンに信仰を発信し続けてきました。
一方、近年顕著になっているのが「創価学会 二世・三世芸人」のスタンスの変化です。親が入会していたことで幼少期から「未来部」などに籍を置いていたものの、成人後は積極的な会合参加を行わないタレントや、個人の信条として公表も否定もせずニュートラルな距離を保つ芸人が大幅に増加しています。2024年から2026年にかけての各種メディア調査でも、タレント本人の自発的な信仰告白は激減傾向にあり、プライベートな信条を芸能活動と明確に切り離すプロ意識が主流となっています。