東急セブンハンドレッドクラブがゴルファーの間で「敷居が高い」と評される最大の要因は、徹底されたプライベート空間の維持にあります。東急グループのフラッグシップコースとして1989年に開場して以来、同クラブは一般的なパブリックコースやアコーディア・PGM系列のようなオープンな集客方針とは一線を画し、メンバーシップの権威を厳格に保護してきました。
大手予約サイト(楽天GORAやGDOなど)で日常的に空き枠が販売されることは極めて稀であり、ラウンドの基本原則はメンバー同伴または会員からの直接紹介です。さらに、会員権取得時における推薦人の存在や面接審査など、クラブの品位を損なわないための厳正なスクリーニング機能が現在も機能しています。これにより、コース内の混雑緩和やゆとりあるスタート間隔(8分〜10分間隔)が保証され、プレーヤー同士の社会的ステータスが調和する特別な空間が創出されているのです。
また、単に会員制であるだけでなく、キャディ教育の徹底やフェアウェイの緻密な手入れ、過度な商業主義を排したクラブハウス運営に至るまで、「選ばれたゴルファーのための社交場」という矜持が貫かれている点も、格式の高さを際立たせる大きな要素となっています。