本編の放送から11年の時を経た2015年には、ファン待望のレジェンド復活作として『新・牡丹と薔薇』が制作された。キャストを一新し、新たな姉妹の愛憎模様を描いた同作は、前作の精神を見事に継承。中島丈博脚本ならではのエキセントリックなセリフや予測不能な愛憎の愛好家たちを再び歓喜させた。
オリジナル版のインパクトがあまりに絶大だっただけに制作陣のプレッシャーは相当なものだったが、新旧のファンを巻き込んだ議論が巻き起こり、改めて『牡丹と薔薇』というIPの底力を誇示することとなった。世紀を超えて受け継がれたこの狂気の遺伝子は、日本のドラマ史における稀有な成功例として数えられている。