世界マスター柔術選手権での優勝以降も、彼の進化は止まらない。2026年シーズン、福島はさらなる階級変更や新たなタイトル獲得を見据え、国内外の強豪たちとスパーリングを重ねている。かつて「お笑い芸人が格闘技に挑戦する」といえば、どこか企画モノとしての色合いが強かったが、今の彼をそう見る者は誰もいない。マットの上で見せる鋭い眼光と、一瞬の隙を逃さない関節技の技術は、本物のプロフェッショナルそのものである。
格闘技関係者も「彼のスタミナとプレッシャーは、同年代のプロ選手と比較しても遜色ない」と太鼓判を押す。週に何度も道場に通い、若い選手たちに混ざって汗を流す日々。その地道な積み重ねこそが、彼を世界のトップに留まらせている原動力だ。