薄手のキャミソールや軽やかな夏用ワンピースは、縫い目や縫い代が表に響きやすいため、仕上がりの美しさにこだわりたいところです。キャミソール肩紐お直しやワンピース肩紐手縫い調整では、縫い始めと縫い終わりの処理が完成度を左右します。
プロのような見た目に仕上げる最大のコツが、肩紐短くする玉結び隠しのテクニックです。玉結びが外側に見えていると、手作り感が出てしまうだけでなく肌に当たってチクチクする原因になります。
玉結びを綺麗に隠す手順は次の通りです。
まず、針を折り返した紐の内側(布と布の合わさり目の中)から刺し始めます。こうすることで、最初の玉結びが布の間に挟まれて完全に隠れます。縫い終わりも同様に、布の合わせ目の内側で小さな玉止めを作り、針を一度布の奥へくぐらせてから少し離れた位置で糸を引き出して根元でカットします。糸端が布の内側に引き込まれ、表からも裏からも結び目が見えなくなります。
薄地キャミソールの場合は、表側の生地をすくう糸の本数をわずか1〜2本にとどめる「星止め」の要領で縫うと、表地に縫い目が一切響かず既製品のような仕上がりになります。