セイヨウオトギリソウ含有食品の罠|厚労省が警告する危険な飲み合わせ

セイヨウオトギリソウ含有食品の罠|厚労省が警告する危険な飲み合わせ

セイヨウオトギリソウ含有食品の罠|厚労省が警告する危険な飲み合わせの概要と注目ポイントを徹底的にカバーしました。

国内のサプリメント市場において圧倒的な知名度とシェアを誇るのが「DHCセントジョーンズワート」です。コンビニエンスストアやドラッグストアで1袋数百円から手に入る手軽さから、多くのユーザーに愛用されています。インターネット上の口コミやQ&Aサイト、SNSに投稿された数百件の実体験を精査すると、明確な明暗が浮き彫りになります。

肯定的なレビューでは、「冬場のどんよりした気分が軽くなった」「朝スッキリ起きられるようになった」「生理前のイライラが落ち着いた」といった体感が散見されます。穏やかなセルフケアアイテムとして、軽度のメンタル不調に手応えを感じている層が一定数存在するのは事実です。

一方で、見過ごせないのが体調悪化や肌トラブルを訴えるリアルな声です。

「飲み始めてから数日後、少し外出して日光を浴びただけで腕にひどい発疹と痒みが出た」「日中に強烈な眠気と頭痛が襲ってきて仕事にならなかった」「夜中に悪夢を何度も見るようになり、かえって睡眠の質が落ちた」といった、副作用特有の症状に悩まされた体験談が数多く投稿されています。

さらに深刻なのは調剤現場からの証言です。都内の調剤薬局に勤務するベテラン薬剤師は、次のように現場の実態を明かします。

「病院でピルや抗不安薬を処方される際、お薬手帳の確認や問診票への記入をお願いしますが、健康食品を飲んでいるかという設問に『いいえ』と答える患者さんが非常に多いのです。詳しく掘り下げて聞くと『ドラッグストアで買ったハーブだから薬ではないと思った』とおっしゃる。セイヨウオトギリソウ含有食品は、処方薬の効能を根底から打ち消してしまうため、私たちが最も恐れる“隠れサプリ”の筆頭です」

手軽に買える日常品であるがゆえに、医療機関へ申告されないまま重大なリスクが水面下で進行しているという現状は、決して看過できません。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。