インターネット上の掲示板やSNSでは、今なお「足を踏み入れたら拉致される」「警察も手を出せない無法地帯」といった過激な言説が散見されますが、これらは明白な事実誤認です。現在の実情を知る上で抑えておくべき「3つの誤解」を整理します。
誤解①:現在も暴力団員が日常的に巡回・支配している?
真相:組織としての管理や支配は皆無です。現代の暴力団は暴排条項の厳罰化により身分を隠す傾向が強く、目立つ拠点に留まるメリットがありません。現在の管理業務は一般的な不動産管理会社やビルメンテナンス会社が担っています。
誤解②:家賃が事故物件並みに格安で数万円で借りられる?
真相:歌舞伎町エリアは東京屈指の商業集積地であり、インバウンド需要や夜職需要が旺盛です。築年数が経っているため周辺の新築・築浅タワーマンション(1Kで15万〜20万円)よりは割安ですが、8万〜11万円程度の相場を維持しており、投げ売り状態にはなっていません。
誤解③:歌舞伎町で最も治安が悪いエリアである?
真相:現在、新宿署管内でトラブルが多発しているのは「トー横」周辺やシネシティ広場、大久保公園周辺の立ちんぼエリア、花道通りの客引き密集地です。職安通り沿いのマンション街は、夜間も通行人が多く、むしろ街頭防犯カメラの密度が極めて高いため、凶悪事件の発生率は過去最低水準に抑えられています。