Q1:スーパーで食用として購入したじゃがいもを種芋として植えても芽は出ますか?
A1:芽自体は出ますが、絶対におすすめできません。食用のじゃがいもは発芽を抑制する処理が施されている場合があるほか、植物防疫法に基づくウイルス病(葉巻病やモザイク病)の検査を受けていません。土壌にウイルス病やそうか病を蔓延させ、周囲の畑にも深刻な被害を及ぼすリスクがあるため、必ず種苗店やホームセンターで「検査合格証票」のついた純正の種芋を購入してください。
Q2:秋植えの際も、春植えと同じように大きな種芋を切って植えて良いですか?
A2:秋植えでの種芋切断は極めて危険です。植え付け時期である8月下旬〜9月上旬はまだ地温が高く、切り口から雑菌が侵入して数日で腐敗する確率が跳ね上がります。秋植えには、切断せずにそのまま植えられる50g前後の「小ぶりの丸ごと種芋」を使用するのが定石です。
Q3:雨が降っている日や、雨が降った直後に植え付けをしても大丈夫ですか?
A3:厳禁です。湿りすぎた土壌に種芋を埋めると、土中の酸素濃度が低下し、種芋が呼吸不全を起こして腐敗します。土を握って手で軽く固まり、指で突くとホロリと崩れる程度の適度な水分状態になるまで、雨上がり後2〜3日は土を乾かしてから植え付けを行ってください。
Q4:関東地方で春植えをする場合、遅くともいつまでに植え付けを終えるべきですか?
A4:限界デッドラインは3月20日(春分の日前後)です。これを超えて3月下旬や4月に入ってから植え付けると、イモが太る最重要期が6月の長雨と30℃近い初夏の熱波に飲み込まれ、収穫量が半減以下に激減します。