Q1:胃腸を壊したとき、スポーツドリンクを薄めて飲むのは効果的ですか?
A1:スポーツドリンクは糖分(浸透圧)が高すぎるため、そのまま飲むと浸透圧性下痢を誘発するリスクがあります。水で半分に薄めて少量の塩を加えるか、最初からナトリウムとブドウ糖のバランスが計算された「経口補水液(OS-1など)」を選ぶのが医学的に最も確実です。
Q2:胃腸炎の回復期、朝食には何を食べれば胃腸への負担が最も少ないですか?
A2:冷たい牛乳やシリアル、バターを塗ったトーストは避け、「温かい白粥に少しの溶き卵を加えたもの」や「具なしの温かい味噌汁(上澄み)に浸した柔らかいうどん」が最適です。朝起きた直後の消化管は動きが鈍いため、必ず体温以上に温めた低残渣な炭水化物からスタートしてください。
Q3:便秘でお腹が張って苦しいときも「腸に優しい食べ物」は同じですか?
A3:アプローチが異なります。下痢や急性炎症の時は「食物繊維をゼロに近づける」のが原則ですが、痙攣性(けいれんせい)の便秘や滞留便によるお腹の張りの場合は、硬い不溶性食物繊維ではなく「水溶性食物繊維(わかめスープ、オクラ、焼きバナナなど)」を意識的に補給し、便の水分保持量を増やしてスムーズな排出を促す必要があります。