公開初週からの興行成績は各映画ランキングで堂々の1位を獲得。鬼渡 ネットの評判を精査すると、大手映画レビューサイトでは星5つ中「4.4」という極めて高いアベレージを記録しています。SNS上では「エンドロールが終わっても席から立ち上がれなかった」「松村北斗と蒔田彩珠の目線だけの会話に息が詰まった」といった熱量の高い投稿が数万件規模で拡散されています。
都内劇場で開催された大ヒット御礼鬼渡 舞台挨拶 レポートの現場でも、キャスト陣の言葉から現場の濃密な空気が浮き彫りになりました。壇上に登壇した主演の松村北斗は、過酷を極めた撮影現場を振り返り、次のように語りました。
「渡守村のセットに入った瞬間、外気温よりも明らかに空気が2度くらい低く感じられるほどの異様な緊迫感がありました。役所広司さんと対峙する取調室のような場面では、セリフを交わす前から心臓の鼓動が止まらなくなり、役柄としての恐怖と俳優としての武者震いが完全に同化していました」
また、作品の不気味なトーンを決定づけているのが、鬼渡 ロケ地 撮影場所の選定です。制作委員会が明かした資料によると、本編の約7割は長野県南部の山深い廃村集落と、岡山県高梁市の歴史的建造物群で撮影が行われました。鬱蒼とした杉林に覆われた渓谷に組まれた「鬼の橋」のオープンセットは、美術スタッフが約3か月をかけて古材を組み上げて制作したものであり、一切のCGに頼らない本物の湿度と土の匂いが画面から立ち上っています。