2002年4月から2011年3月までという約9年間のでこぼこフレンズの放送期間において、常に安定した人気を誇っていたじょうろう。そのビジュアルは、頭部に注ぎ口と持ち手、背中にハンドルを備えた、まさに歩く「じょうろ」そのものです。
公式設定資料や劇中の描写から確認できるじょうろうのプロフィールおよび主な特徴は以下の通りです。
- 外見・モチーフ:鮮やかなグリーンのボディを持つ如雨露型のキャラクター。てっぺんのフタが開閉し、正面の注ぎ口(鼻のような位置)から清らかな水を出します。
- 性格・行動パターン:極めて温厚でおっとりした性格。扉を開けて登場すると、周囲にある鉢植えや道端の草花を見つけ、嬉々として水やりに励みます。
- 独自の生態ギミック:背中のレバーを回したり、自分の頭部から水を取り込んだりしながら、花が元気になるまで一生懸命に水を注ぎ続けます。
作者であるクリエイティブユニット「m&k」(丸山もも子氏・鍬本良太郎氏)によるミニマルで洗練された造形美は、子どもにとって直感的に理解しやすく、大人の鑑賞にも耐えうる完成度を誇っていました。でこぼこフレンズにおけるじょうろうの特徴は、派手なアクションではなく「静かな優しさと予測不能なオチ」のギャップに凝縮されています。