キャバクラや高級クラブといったナイトライフ産業から、言論の府である政界への転身――。このあまりに巨大なギャップは、当初多くの驚きと疑問をもって迎えられた。しかし、彼女は北区議会議員選挙でのトップ当選を皮切りに、着実に政治家としての実績を重ねていく。
その後、東京都議会への挑戦や日本維新の会からの公認出馬など、政治的な挑戦を果敢に続けた。障害当事者としてのリアルな視点、そして夜の世界で多様な人間の本音に触れてきた経験は、数字やロジックだけに依存しがちな従来の議員にはない強力な強みとなった。文字による意思表示という制約を、議場でどう克服するか。その挑戦自体が、行政における情報バリアフリー推進の強力な推進力となった。