東京で快適に過ごすための最大の鍵は、「最高気温」ではなく「最も外にいる時間帯の体感温度」にフォーカスすることです。気象アプリに表示される最高気温は、あくまで日中の最も日差しが強い14時前後の数値にすぎません。通勤・通学時間帯である朝7〜8時や、帰宅時の18時以降は、最高気温より5℃〜8℃近く低い気温のなかを移動することになります。
さらに見落とせないのが、東京都心特有の「屋内と屋外の極端な温度差」です。東京メトロやJRの車内は冬場の暖房や夏場の冷房が強く効いており、過剰な厚着をしていると車内で急激に発汗し、外に出た瞬間に汗冷えを起こすリスクがあります。したがって、1枚で完結する極厚の服を着るのではなく、「簡単に脱ぎ着して体温調節ができる3層構造(ベース・ミドル・アウター)」を意識したスタイリングが不可欠です。