TBSを退社し、フリーランスに転身した彼女を待っていたのは、さらなる逆風と、それを跳ね返す圧倒的な自己解放だった。その決定打となったのが、バラエティ番組『あざとくて何が悪いの?』への出演だ。かつて自分を縛り付けていた「あざとさ」という武器を、今度は客観的に分析し、エンターテインメントとして昇華させてみせた。
弱点を強みに変える。この鮮やかなパラダイムシフトによって、彼女に対する世間の視線は「鼻につく女」から「生き方の天才」へと180度変化した。同性からの支持が急増したのもこの時期だ。彼女の発言やメイク、ファッションは、瞬く間にトレンドの最前線へと押し上げられた。