蔓延したつる性雑草を退治するには、無闇な力任せの作業ではなく、戦略的なアプローチが欠かせない。防除の黄金期は、植物が勢いづく前の「春先」と、栄養を地下に蓄えようとする「秋口」の年2回だ。
除草剤を使用する場合、葉から吸収されて根まで枯らす「移行型(グリホサート系)」の液剤が圧倒的に有効となる。希釈した薬剤を葉全体に散布するのが基本だが、すでに樹木や大事な花木にツルがしっかり巻き付いている場合は、スプレー散布を行うと周囲の植物まで枯らしてしまう危険がある。このような場合は、ツルの先端数センチをカットして希釈液を入れたペットボトルに直接浸す方法や、筆を使って薬剤をツルの葉や茎に直接塗布する「ピンポイント塗布法」がプロの間で推奨されている。