ネット上で「亜人の佐藤のセリフ」として広く認知されている「テーマパークに来たみたいだぜ」という言葉ですが、その正真正銘の元ネタは『野原ひろし 昼メシの流儀』(原作:臼井儀人/漫画:塚原洋一)です。
具体的な初出シーンは、単行本第3巻に収録されている第24話「串かつの流儀」(WEBアニメ版では第4話Bパート)。物語は、出張で大阪を訪れた野原ひろしが「大阪らしい昼メシ」を求め、昭和レトロな雰囲気が色濃く残る新世界の繁華街に足を踏み入れる場面から始まります。
立ち並ぶド派手な立体看板や串かつ屋の活気あふれる街並みを前にして、スーツ姿のひろしが内心で放ったモノローグが「テーマパークに来たみたいだぜ テンション上がるなぁ~」でした。つまり、本来は平凡なサラリーマンがご当地グルメと街の景観に無邪気にワクワクしているだけの、極めて平和的な日常の一コマだったのです。