かつては「冬になればクマの心配はない」というのが豪雪地帯における共通認識でした。しかし現在、各地の自治体や警察に寄せられるツキノワグマの冬の目撃情報は増加傾向を示しており、住民生活に大きな影を落としています。
東北地方や北陸、甲信越エリアの最新ニュースでは、1月や2月の厳冬期にスキー場コース脇や温泉街の遊歩道、除雪作業中の幹線道路を横切るクマの姿がドライブレコーダーなどに記録される事例が目立ちます。除雪車のエンジン音にも動じることなく、民家の倉庫付近を物色する姿も確認されました。
従来の季節限定マニュアルでは対応しきれない事態を受け、各自治体では冬期間であってもクマ警報・注意報を継続発令するケースが増加しており、地域社会全体で監視体制の再構築が進められています。