SNSの普及により、一度逮捕や不祥事の情報が拡散すると、個人の社会的信用は一瞬で失墜する。現代の刑事弁護において、警察の取り調べへの対応と同時に重要視されるのが「ネット上のレピュテーション(名誉)管理」だ。迅速な身柄解放と示談交渉は、かつてないスピード感が求められる。
スピード解決を強みとする事務所は多いが、焦りは禁物だ。十分な事実確認を行わないまま示談を急ぐと、後から予期せぬ不利益が生じることもある。依頼者は、迅速な対応を評価しつつも、それが自身の長期的な利益に合致しているかを冷静に見極める必要があるだろう。