まずは基本となる読み方と、漢字の成り立ちから言葉の骨格を確認していきましょう。森羅万象の標準的な読み方は「しんらばんしょう」です。一部では「しんらまんぞう」「しんらまんしょう」と読まれるケースもありますが、現代の一般的なコミュニケーションや文章作成においては「しんらばんしょう」と読むのが最も自然で一般的です。
この四字熟語を2つの要素に分解すると、その壮大さがより鮮明に理解できます。
前半の「森羅(しんら)」は、木々が青々と生い茂る森のように、無数のものが隙間なく並び連なる様を表しています。後半の「万象(ばんしょう)」は、形あるあらゆる物質や現象、目に見えるすべての姿を意味します。つまり、これらをつなぎ合わせることで「この宇宙・世界に存在する、あらゆる事物やありとあらゆる現象」という途方もなく広大な意味を持つ言葉が完成します。