アニメの枠組みを飛び越え、ツインテールを世界共通のポップアイコンへと変貌させた起爆剤が初音ミクだ。足元まで届く鮮やかなエメラルドグリーンのツインテールは、シルエットだけで誰であるかを万人に認知させる究極のデザイン力を持っていた。
ネットカルチャーの爆発とともに、彼女のビジュアルは無数のクリエイターの手によって再解釈され、世界中のアートシーンやライブステージへ拡散した。このオープンな広がりは、日本のアニメーション産業が培ってきたキャラクターデザインの強度を世界へ証明する契機となり、国境を越えたカルチャーとしてのツインテールの価値を決定づけた。