手作り食への移行動機として目立つのが、目元の毛が赤茶色に変色する「涙やけ」のケアや、アレルギーによる皮膚のかゆみです。
涙やけ改善の手応えを感じる飼い主が多い背景には、フードに含まれる添加物の排除と水分摂取量の増加があります。水分を多く摂ることで老廃物の排出が促され、鼻涙管の詰まりが緩和されるケースが少なくありません。抗酸化作用の高いブロッコリーや、消化酵素を含むすりおろしリンゴを少量加えるのも有効です。
一方、アレルギー対策で手作りを取り入れる際は「単一タンパク源」の管理が鉄則となります。市販フードでは複数種の肉や油脂がブレンドされていることが多く、アレルゲンの特定が困難です。手作りであれば「今週は生タラのみ」「来週は馬肉のみ」といった形で食材を明確に絞り込めます。皮膚に赤みが出たり体を掻く仕草が増えたりした場合は直ちにその食材を中止し、原因物質をあぶり出していくアプローチが可能です。