今回の詐欺事件で最も多くの被害を出しているのが、存在しない特別観覧席の販売だ。「琵琶湖を絶景のプライベートエリアで鑑賞できる」といった謳い文句で、1席あたり3万〜5万円という高価格帯のチケットが偽の販売サイトで掲載された。決済方法が銀行振込や暗号資産、さらには電子マネーのコード送信に限定されているのが特徴的だ。
購入手続きを完了してもチケットのQRコードや入場券が届くことはなく、問い合わせようとしてもサイト上の問い合わせフォームは即座に閉鎖される。中には、過去の琵琶湖大花火大会の公式画像を断りなく流用し、本物の自治体ロゴや後援団体の名称まで偽造して信用させていたケースも確認されている。