かつて世界有数の人口大国として経済成長を謳歌した日本人口ランキング推移は、いまや歴史的な下落局面を迎えています。2008年のピーク時(1億2,808万人)から減少の一途をたどり、2026年時点の総人口は約1億2,200万人にまで縮小。長年維持していた世界トップ10から完全に脱落し、第12位前後へと順位を落としました。
日本における深刻な人口減少理由は、複合的な構造要因が絡み合っています。非正規雇用の高止まりや若年層の実質賃金の低迷、教育費や住居費の高騰による経済的不安が婚姻件数を押し下げ、合計特殊出生率は1.20前後と危機的水準に低迷したままです。
さらに、団塊の世代がすべて75歳以上の後期高齢者となったことで死亡数が年間160万人規模へ高止まりする一方、年間出生数は70万人割れが定着。死亡数が出生数を大幅に上回る「自然減」のペースは年間90万人規模に達しており、中規模の地方都市が毎年丸ごと消滅するほどの猛烈なスピードで縮小が進んでいます。