にゃんごすたーの正体をめぐっては、2016年の大ブレイク以降、ネット掲示板やSNS上で数多くの検証が行われてきました。最も有力視されているのは、青森県黒石市周辺の音楽シーンで活動していた実力派ドラマーという説です。地元音楽スタジオの関係者による証言や、過去のインディーズバンドの演奏スタイルとの一致が指摘されたことで、特定の地元ドラマーの名前が浮上した経緯があります。
初期には「有名アーティストの変名プロジェクトではないか」「演奏ごとに中の人が入れ替わっているのではないか」というプロドラマー説も囁かれました。しかし、どのステージにおいてもスネアのゴーストノートの入れ方、ハイハットのオープン・クローズの癖、独特のタム回しの軌道が完全に一致しています。この事実から、単一の卓越したドラマーが一貫して演奏を担当していることは専門家の間でも疑いの余地がありません。
着ぐるみという極めて視界が狭く、熱がこもりやすい過酷な環境下でBPM200を超える高速ビートを正確に刻み続けるには、並外れたフィジカルと長年のドラム経験が不可欠です。単なるアマチュアの思いつきではなく、ヘヴィメタルやハードロックの基礎を極限まで叩き込んだ熟練のプレイヤーが内部でスティックを握っていることは、そのタイトなグルーヴからも明白です。