ここからは、実際にプレイして盛り上がること間違いなしの水平思考クイズ 答え付きの傑作例題を紹介します。友達同士やカップルで遊ぶ際は、問題を声に出して読み上げ、真相を隠した状態で出題してみてください。
【初心者向け・短編良問】砂漠に落ちていた1本のマッチ
【問題】
見渡す限りの砂漠の真ん中で、全裸の男が死んでいた。男の手には、なぜか「折れた1本のマッチ」が固く握りしめられている。周囲に争った形跡も足跡もない。男はなぜこのような状況で命を落としたのだろうか?
【真相(答え)】
男は他の数名と共に、熱気球に乗って飛行していた。ところが気球にガス漏れなどのトラブルが発生し、急速に高度が低下。このままでは全員が地上へ激突してしまう事態に陥った。乗員たちは助かるため、まずすべての荷物を捨て、それでも重量が足りずに身につけていた衣服まで脱ぎ捨てた。しかし、それでもなお気球は落下を止めない。
そこで彼らは「誰か1人が飛び降りて犠牲になるしかない」と決断し、手持ちのマッチを使ってくじ引きを行った。最後まで残ったマッチ箱の中から「頭の折れたハズレのマッチ」を引いてしまったのがこの男だった。男は約束通り上空から身を投げ、命を落としたのである。
【面白い・日常の盲点を突く良問】逆走する紳士と警察官
【問題】
ある夜、1人の紳士が車道の一方通行の道路を完全に逆走していた。その現場をパトロール中の警察官が正面から目撃したが、警察官は紳士に注意するどころか、笑顔で挨拶を交わして通り過ぎていった。道交法違反を見逃すような不正は一切ない。なぜ警察官は彼を取り締まらなかったのか?
【真相(答え)】
紳士は車に乗っておらず、徒歩で歩いていたから。
「一方通行を逆走していた」という言葉から、回答者は無意識に「自動車やバイクを運転していた」と思い込んでしまいます。しかし歩行者が一方通行の道をどちら向きに歩こうと、道路交通法上は何の問題もありません。思い込みの盲点を突いた痛快なひらめき推理クイズです。
【ゾッとする怖い良問】暗闇の中の電話とため息
【問題】
深夜、ホテルの部屋で眠れずにいた男が、ベッド脇の内線電話を手にとって隣の部屋へダイヤルした。数回のコールの後、隣室の受話器が持ち上がり、微かな息遣いが聞こえた。男は何も言わずに静かに受話器を置くと、そのまま安らかに眠りにつくことができた。男は一体何のために電話をかけたのか?
【真相(答え)】
隣の部屋の住人の「激しいいびき」があまりにもうるさく、男は眠れずに悩まされていた。
男は苦情を言いたかったのではなく、電話の着信音で隣人の目を覚まさせ、いびきを一時的に止めさせたかったのである。電話が取られたことで隣人が起きたと確認できた男は、いびきが止まった静寂の隙に、ようやく眠りにつくことができた。日常の小さな狂気と知恵が交錯するショートストーリーです。
【上級者向け・心理的盲点】エレベーターの男
【問題】
ある高層マンションの最上階(20階)に住んでいる男は、毎朝出勤する際にはエレベーターで1階まで降りていく。しかし、仕事から帰宅した際には、誰かと一緒に乗り合わせるか、雨が降っている日以外は、必ず10階でエレベーターを降り、残りの10階分を階段で登って自分の部屋へと帰っていく。男は健康のために運動しているわけではない。なぜ彼はこのような奇妙な行動を取るのか?
【真相(答え)】
男は身長が非常に低い(子ども、または低身長症の人物)だったから。
エレベーターの操作盤で、一番下にある「1階」のボタンには手が届くが、高い位置にある「20階」のボタンには手が届かなかった。男の背丈で自力で押せる最高位置のボタンが「10階」だったため、普段は10階から階段を使っていたのである。
ただし、他に大人の同乗者がいれば「20階を押してください」と頼むことができる。また、雨の日であれば持っている傘の先を使って20階のボタンを押すことができるため、最上階まで直通で帰ることができたのである。