サニブラウン兄弟の非凡な才能を語る上で欠かせないのが、両親の卓越したスポーツバックボーンと教育方針です。サニブラウン家の家族構成は、ガーナ出身の父親・ラティフさん、日本人の母親・明子さん、兄・ハキーム選手、弟・ハナン選手の4人家族です。
父親のラティフさんは、母国ガーナで本格的にサッカー選手としてプレーしていた経験を持ち、日本でもスポーツバーを経営するなど熱狂的なサッカー愛の持ち主です。一方、母親の明子(旧姓・伊藤)さんは、高校時代に陸上の強豪校でインターハイに出場し、100mおよび100mハードルで活躍した正真正銘のスプリンターでした。
兄のハキーム選手も幼少期はサッカーに親しんでいましたが、「団体競技よりも個人競技の方が性格に合っている」という母・明子さんの鋭い眼力により、小学校3年生の時に陸上クラブへ導かれました。対して弟のハナン選手は、父の情熱をダイレクトに受け継ぎ、ボールを蹴る喜びを極める道を選択。両親は兄弟それぞれの個性を尊重し、決して同じ競技を強要することなく、各々の適性に合わせたサポートを徹底してきました。