蜂窩織炎の原因とは?虫刺されや水虫から急拡大する危険性と対処法

蜂窩織炎の原因とは?虫刺されや水虫から急拡大する危険性と対処法

蜂窩織炎の原因とは?虫刺されや水虫から急拡大する危険性と対処法について押さえておきたい 注意点を厳選して解説いたします。

蜂窩織炎は、表皮の下にある真皮から皮下組織にかけて細菌が侵入・増殖し、急性炎症を起こす病気です。人間の皮膚表面には常に多様な常在菌が存在しており、健康な皮膚であれば角質層が強固なバリアとなって侵入を阻んでいます。しかし、目に見えないほどの小さな傷や皮膚トラブルが生じることで、防御壁を突破されてしまいます。

主な原因菌となるのは、黄色ブドウ球菌と化膿レンサ球菌です。これらは特別な病原菌ではなく、私たちの皮膚や鼻腔などにごく普通に存在する菌ですが、皮下組織という栄養豊富な環境に入り込むと爆発的に増殖します。

侵入経路として特に多いのが以下のケースです。

  • 虫刺され・掻き壊し:かゆみで爪を立てて皮膚を傷つけ、そこから菌が入り込む。
  • 水虫(足白癬):指の間のふやけや皮むけ、亀裂が細菌の格好の侵入口になる。
  • 靴擦れ・切り傷・刺し傷:小さな擦り傷やトゲの刺さりなどを放置することで感染。
  • 乾燥肌・アトピー性皮膚炎:肌のバリア機能が著しく低下し、微細な亀裂から感染。

「たかが虫刺され」「いつもの水虫」と軽視している間に、細菌が皮下組織の脂肪層を伝って面状に広がり、短時間で広範囲がパンパンに腫れ上がるのが蜂窩織炎の恐ろしさです。

小林 直樹
著者

小林 直樹

シンプルで洗練された住まいづくりとインテリアコーディネートのアイデアを提案しています。