東京都千代田区丸の内3丁目、洗練されたオフィスビルが建ち並ぶ一角に構える新東京ビルの1階。石畳が美しく整備された丸の内仲通りに面したこの場所は、季節ごとに表情を変える街路樹の並木と調和し、まるでサンジェルマン・デ・プレの街角に迷い込んだかのような錯覚を抱かせる。
赤いファサードと真鍮のアクセントが効いたクラシカルなインテリアは、本場のブラッスリー文化そのものだ。高い天井と大きな窓がもたらす開放感のなか、ビジネスパーソンのランチミーティングからワインを愛する仲間たちの語らいまで、多様なシーンが自然に溶け合っている。都会の整然とした風景のなかに息づくこのヨーロッパ的な情緒こそ、多くのファンがこの地に通い続ける大きな理由である。