医学的に「小陰茎症(マイクロペニス)」と診断されるのは、勃起時の長さが標準偏差から大きく外れ、概ね7.5cm未満(非勃起時で5cm未満)の場合に限られる。これは極めて稀な症例であり、大半の男性が懸念する小ささは病態ではない。
また、正しく計測できていないことも不安の大きな要因だ。医療現場では、恥骨(陰茎の根元にある骨)まで定規をしっかりと押し当てて測定する。下腹部に脂肪がついている場合、本来の長さが皮下脂肪に埋もれてしまい、見た目上で短く見える「埋没ペニス」の状態になっていることも少なくない。体重の減量や姿勢の改善だけで、本来の長さを視覚的に取り戻せるケースは多い。