新生児のミルク飲み過ぎサインとは?苦しそうな理由と見分け方

新生児のミルク飲み過ぎサインとは?苦しそうな理由と見分け方

新生児のミルク飲み過ぎサインとは?苦しそうな理由と見分け方について重要なポイントを解説いたします。最新の情報をチェックしてください。

調乳メーカー各社が提示する缶の記載量は、完全人工栄養(完全ミルク)で育てる場合の「上限の目安」であり、すべての赤ちゃんに当てはまる絶対値ではありません。特に生後0ヶ月から1ヶ月にかけては、日齢ごとに胃の容量が劇的に変化します。

以下のデータ比較表は、厚生労働省の乳幼児身体発育調査および小児科ガイドラインの知見をもとに作成した、標準的なミルク給与の目安です。

生後時期(日齢・月齢)1回のミルク量と授乳間隔1日の基準日増体重臨床現場・編集部の評価と注意点生後0〜7日(退院前後)1回10〜60ml
(日齢×10mlが目安)
3時間おき(1日7〜8回)生理的体重減少期〜
日増20〜30g胃の大きさはサクランボ大からピンポン玉大。無理に多量を飲ませると急性嘔吐のリスク大。生後1〜2週(生後前半)1回70〜80ml
3時間〜3時間半間隔
(1日7〜8回)日増30〜40g前後母乳との併用時は母乳測定なしに足しすぎないこと。泣いたら即ミルクは避ける助走期。生後3〜4週(1ヶ月目前)1回80〜100ml
3時間〜4時間間隔
(1日6〜7回)日増30〜45g過飲症候群の相談が最も増える時期。50g/日を超えるペースが続くなら1回量を10〜20ml減らして観察。生後1〜2ヶ月1回120〜140ml
約3〜4時間間隔
(1日6回程度)日増25〜35g消化機能が向上し、1回に飲める量が増加。間隔が自然に空くようになり過飲は徐々に収束へ向かう。

調乳の基本として、新生児ミルク授乳間隔と1回の適量を守ることが第一歩です。育児用ミルクは母乳に比べて消化・吸収に時間がかかり、胃を通過するのに約2時間半から3時間を要します。前の授乳から2時間未満で再度ミルクを与えてしまうと、胃の中に未消化の乳塊が残っている状態でさらに注ぎ込むことになり、胃拡張や激しい吐き戻しを誘発します。

木村 陽翔
著者

木村 陽翔

デジタルガジェットとスマート家電の検証記事を多数執筆。失敗しないモノ選びを提案します。