マリーの真骨頂は、特殊能力「イズナ(飯綱)」の発動時において遺憾なく発揮される。彼女自身の波長を職人の神経系に直接流し込み、超人的な身体能力を強制的に引き出すこの能力は、死武専内でもトップクラスの補助能力と攻撃力を誇る。電撃を纏った力強い殴打は、並の怪異など一撃で粉砕するほどの威力を誇る。
この能力の真価は、武器としての単体性能だけでなく、職人との魂の共鳴によって爆発的に高まる点にある。激しいバトルアクションの中で描かれる魂の交錯と肉体言語の表現は、当時の漫画業界全体で見ても極めて斬新であった。圧倒的な力強さと繊細な波長操作の両立が、彼女を最強の一角へと押し上げている。