100均手芸界の2大巨頭であるダイソーとセリア。両者の店頭に並ぶ毛糸には、それぞれ明確な個性と戦略が存在します。
ダイソー:圧倒的人気を誇る「メランジ」と極太「チャンキーヤーン」
ダイソー毛糸のおすすめ筆頭として毎年SNSを席巻するのが、秋冬の代名詞ともいえる「メランジ」シリーズです。100均毛糸のメランジ評判を調査すると、「1玉110円(税込)とは思えないしっとりした質感」「チクチク感が極めて少ない」と絶賛されており、毎年秋口の入荷直後から買い占めが発生するほどの定番となっています。
さらに、腕編み(アームニッティング)や超極太針でざっくり編む100均毛糸のチャンキーヤーンや、ベロアのような肌触りが心地よい100均毛糸のモールヤーンなど、短時間で形になるトレンド糸の供給スピードにおいてダイソーは頭一つ抜けています。
セリア:洗練された人気色と「突然の廃番」が起こる構造的理由
一方、セリアの毛糸は国内有力手芸糸メーカー「ごしょう産業」が手掛けるものが多く、絶妙なくすみパステルやアースカラーなど、100均毛糸のセリア人気色はインテリアやファッションに馴染むハイセンスな色出しが特徴です。
しかし、愛好家を悩ませるのが「お気に入りの糸がすぐに店頭から消える」という問題です。セリア毛糸の廃番理由を取材・分析すると、セリアはシーズンごとに完全売り切り型のロット生産を採用しているケースが多く、春夏・秋冬の年2回の棚替え時にラインナップを大胆に入れ替える商品戦略を取っているためです。気に入った色番を見つけた際は、その場で必要玉数を確保する決断力が求められます。