ドワンゴによる強硬な法的措置の発表と、インターネット世論の圧倒的な反発を受け、柚葉氏側は急速に追い詰められていきます。
柚葉氏は代理人弁護士を通じて商標権を放棄する手続きを開始。2026年6月8日付で特許庁において商標権の抹消登録(放棄)が正式に完了しました。これにより、わずか1ヶ月足らずで「年間10万円の使用料請求」という野望は完全に打ち砕かれることとなりました。
しかし、ドワンゴは単なる「放棄」では終わらせませんでした。放棄だけでは「最初は有効な商標だったが後から手放した」という形になり、将来的に別の言葉で同様の商標トロールが繰り返される懸念が残るためです。
ドワンゴは特許庁に対し「そもそもこの登録は最初から無効であるべきだった」とする無効審判を継続して追及。2026年7月、特許庁はドワンゴ側の主張を認め、「ゆっくり茶番劇」商標登録を無効とする審決を下しました。これにより、「公序良俗を害する出願であり、最初から登録されるべきではなかった」という法的な判断が確定しました。