体内の亜鉛が枯渇すると、細胞のターンオーバーが滞り、多岐にわたる体調不良が引き起こされます。「病院に行くほどではないものの調子が優れない」という場合、隠れた亜鉛不足が原因になっているケースが珍しくありません。
以下の亜鉛不足の症状チェックリストで、自身の状態を確認してみましょう。
- 料理の味付けが薄く感じたり、特定の味が分かりにくくなったりした(味覚機能の低下)
- 髪のパサつき、抜け毛、爪に白い斑点やスジが入る(ケラチン合成の低下)
- 風邪をひきやすくなり、治りにくくなった(免疫応答の鈍化)
- 肌荒れや口内炎が頻発し、傷の治りが遅い(表皮細胞再生の遅延)
- 慢性的なだるさや気力の減退が続いている(エネルギー代謝の停滞)
厚生労働省策定の「日本人の食事摂取基準」を踏まえた、亜鉛男性女性摂取基準2026年最新の指標は下表の通りです。
国民健康・栄養調査の結果によれば、20〜40代の日本人平均摂取量は推奨量に届いておらず、男性で約8〜9mg、女性で約7mg前後にとどまる傾向が続いています。特に妊娠期・授乳期は胎児や乳児の発育に亜鉛が消費されるため、より積極的な補給が求められます。