カロス御三家を語る上でしばしば生じる誤解が、「ゲッコウガだけが圧倒的に優遇され、マフォクシーは対戦で使えない」という極端なステレオタイプです。確かに第6世代〜第7世代における「へんげんじざい」ゲッコウガの猛威は圧倒的でしたが、第9世代以降の調整やダブルバトルにおける実績を詳細に検証すると、実態は異なります。
マフォクシーは「おにび」「ひかりのかべ」「トリックルーム」といった補助技が豊富であり、マフォクシーの専用技である「マジカルフレイム」による相手の弱体化など、独自の戦術的役割を持っています。夢特性の「マジシャン」による奇襲性能も含め、単なるアタッカーにとどまらない器用さを備えている点は見落とされがちです。メガシンカによる数値の底上げは、こうした戦術の幅をさらに広げる決定打になると評価されています。