わらじとんかつに挑むにあたり、事前に把握しておくべき「制度上の事実」がいくつか存在します。その代表例がご飯とおかわりのシステム、そして食べ残してしまった際の救済措置です。
矢場とんの定食メニューは伝統的にご飯のおかわりが自由(無料)となっており、店舗によっては白米ともち麦米を選択できるサービスが提供されています。秘伝のみそだれは非常に白米との相性が抜群で、濃厚な豚の旨味と相まって「米が無限に消えていく」という嬉しいトラップが存在します。しかし、ここでご飯をおかわりしてしまうと、物理的な胃の容量が限界を迎え、主役である200gのかつを残してしまう本末転倒な事態に直結します。
また、ネット上では「矢場とんは食べ残しの持ち帰りが禁止されているのでは?」という誤解が一部で囁かれていますが、店舗スタッフへの確認および現地検証によると、食べきれなかったとんかつを持ち帰るための専用パック(ドギーバッグ容器)を有償または無償で提供してくれる店舗がほとんどです。衛生上の自己責任という前提はあるものの、無理に胃袋へ詰め込んで後悔する心配はありません。この救済策が用意されているという事実だけでも、注文を躊躇している女性客にとっては大きな安心材料となります。