情報拡散の過程で一人歩きしてしまったネット上の誤解について、事実に基づき訂正しておかなければならない点が2つあります。
1点目は、「銀山温泉の川沿い旅館なら、部屋の窓から露天風呂のように雪景色を眺められる」という思い込みです。前述の通り、歴史的景観地区の旅館は対岸との距離が非常に近いため、浴場にはすりガラスや目隠し格子が施されているのが通例です。外の雪景色を全開で眺めながら湯船に浸かれる内湯は、最上階の限られた展望風呂などに限定されます。
2点目は、銀山温泉貸切露天風呂を巡る誤解です。「街中の旅館ならどこでも家族やカップルで貸切露天が使える」と信じられがちですが、中心街の貸切風呂のほぼすべては内湯形式です。完全な野天の貸切風呂を求める場合、銀山温泉エリア全体を見渡しても選択肢はごく一握りしかありません。