日本の芸能界を数十年にわたり牽引してきた旧ジャニーズ事務所は、被害補償業務に専念する「SMILE-UP.」と、タレントのマネジメントを担う「STARTO ENTERTAINMENT」へと分離された。この前代未聞の組織改編は、日本のエンターテインメント産業全体に大きな波紋を広げた。従来の垂直統合型プロダクション体制が崩壊し、タレント一人ひとりが自身のキャリアを主体的にコントロールする新時代が到来したのである。
株式の保有状況や資産管理の分離が進む中、経営の透明化が強く求められた。タレントと事務所の関係性は、かつての従属関係から対等なパートナーシップへと激変。この変革の渦中にあっても、国民的グループとしての看板を守り続けるメンバーたちの姿勢に揺らぎはない。