日本のポテトチップス界の絶対王者といえば、誰もが知るカルビー株式会社だ。同社が長年培ってきたパリッとした心地よい食感と絶妙な薄さは、まさに職人技と言える。家庭でその領域に少しでも近づくための最大の敵は、調理後の「湿気」だ。
レンジから取り出した直後のポテトチップスは、まだ微量の熱気と蒸気を帯びている。すぐに皿に重ねて放置すると、自家発電した蒸気で一瞬にしてシナシナに戻ってしまう。加熱直後は網やザルの上に1枚ずつ広げ、風に当ててしっかり粗熱を取る。このひと手間を加えるだけで、まるでプロの工場で製造されたかのようなクリスピー感が持続する。