小学校入学を控えた保護者の最大の関心事は、「入学時点でどの程度書けていればよいのか」という点だろう。現行の学習指導要領においても、ひらがなの本格的な指導は小学校1年生の4月からスタートすることになっている。
都内の小学校教諭は「入学時点で自分の名前が読めて、自分の持ち物が識別できれば基本的には十分。無理に完璧な読み書きを目指す必要はありません」と明かす。学校側が重視しているのは、文字の知識そのものよりも「人の話を聞く姿勢」や「新しいことを面白がる探究心」だという。過剰な事前学習がかえって授業への新鮮味を奪ってしまうケースもあるようだ。