かつて魚座を利用したユーザーの口コミやSNS上の評判を振り返ると、評価は大きく二分されていました。
肯定的なレビューで圧倒的に多かったのは、「2階席から見下ろす真鶴港の絶景」と「水揚げ直後の地魚の圧倒的な鮮度」です。「窓際の席で海を見ながら食べるアジのたたきや地魚海鮮丼は最高のご馳走だった」「水槽から揚げたばかりの魚をさばいてくれるライブ感があった」と、ロケーションとエンターテインメント性を絶賛する声が多数記録されています。
一方で、営業末期にかけて目立ち始めたのが、サービスオペレーションに対する厳しい指摘でした。「観光地価格で割高に感じる」「混雑時の提供時間が非常に長く、接客が行き届いていなかった」「メニューの写真と実物のボリュームに差があった」といった不満の声です。
現地取材班が周辺住民や商店街関係者に聞き取りを行ったところ、「魚座は真鶴の顔だったが、晩年は運営会社が何度も変わり、地元との連携が希薄になっていた」「真鶴には他にも安くて美味しい個人経営の魚屋や食堂がたくさんあるため、地元民が普段使いする場所ではなくなっていた」という率直な実情が浮き彫りになりました。