事故発生直後からSNSでは「東名がやばい」「トンネル手前で完全に止まってる」といった事故目撃情報が相次いだ。高速道路事故ツイッターでは、現場周辺と思われる位置情報付きの投稿が拡散され、渋滞の様子を映した高速道路事故動画も一部で共有されている。
ただし、編集部が実際に確認したところ、SNS上の投稿のなかには、過去の事故映像を「今日の事故」として再投稿しているケースや、発生路線を取り違えたまま拡散されているケースもあった。たとえば、東名の追突事故と同時刻に投稿された「火災発生」という情報は、実際には別路線の車両故障による発煙を誤認したもので、消防による出動もなかったことがわかっている。
SNSの目撃情報は、あくまで「場所と時間帯の目安」として扱うのが正しい。事故の有無や規制の範囲を正確に知りたいなら、NEXCO各社が提供するリアルタイム交通情報や、日本道路交通情報センター(JARTIC)の公式サイトを参照するのが確実だ。投稿者の主観や感情が乗った情報は、現場の混乱を増幅させることはあっても、渋滞を解消してはくれない。