GIGAスクール構想が定着し、タブレット学習が当たり前となった日本の小学校。ここで今、文字指導のあり方に変化が起きている。キーボード入力や音声入力が主流だからこそ、たまに行う「手書き」の授業では、文字のバランス感覚を養うことに特化する動きが出ているのだ。
教育関係者によると、バランスを取るのが最も難しいのが、実は画数の少ない文字だという。「『五』や『中』といった文字は、線の長さや角度のわずかなズレが全体の美しさを大きく損ねる。だからこそ、授業ではこれらの文字を徹底的に美しく書く練習を取り入れている」と都内の小学校教諭は話す。