自宅で電子ピアノを用いて練習する際、ペダルの仕様選定を誤るとアコースティックピアノを弾いた際にペダリングが一切通用しないという深刻なギャップが生じます。
入門用の電子キーボードに付属する軽量な「フットスイッチ(四角いプラスチック製のスイッチ)」は、内部がON/OFFの2段階信号しか検知できません。これに対して、本格的なアコースティックの感覚を身につけるためには、踏み込みの深さを無段階で感知する「連続検出(ハーフペダル対応)」機能を備えたペダルが必須条件です。
現在市販されている据え置き型電子ピアノ(ヤマハ・カワイ・ローランド各社の主要モデル)では、木製スタンドと一体化した3本ペダルユニットが標準化されており、ダンパーの踏み心地の重さやハーフペダルの効き具合を忠実にシミュレートしています。ポータブルタイプを使用する場合でも、メーカー純正のハーフペダル対応ペダル(ヤマハ「FC3A」やローランド「DP-10」等)を単体導入することが推奨されます。